太る原因を遺伝や体質のせいにしてはいけない
よく太る原因、体脂肪率が増える原因を遺伝のせいにする人がいます。親が太りやすい体質・あるいは太っているから自分もそうなのだ、と。確かに遺伝、体質というのは体重や体脂肪の増え方に影響を与えます。しかし多くの場合もっと大きな原因があるものです。
その最たる例が「単純に食べ過ぎている」というもの。遺伝とか体質とかそんなものは一切関係なく、ただ「摂取カロリーが多すぎるから太っている」というパターンです。心当たりのある方は試しに一ヶ月間毎日摂取したカロリーを計測してみてください。意外とあっさり太る原因が見つかるかもしれませんよ。
ダイエットで一番大事なルールは「摂取カロリーを消費カロリーよりも少なくする」というものです。こうやって文字に起こしてみれば「当たり前じゃん」と感じますが、世の中の多くの人がこの事実をしっかり認識していません。自分の体脂肪率の高さを体質や遺伝のせいにしているのが何よりの証拠です。
結局痩せられない一番の原因は摂取カロリーを抑えることが出来ない自分自身の甘さだということに気づきましょう。そしてそれに気付くことが出来たのなら今日から食事のカロリー計算をするようにしてください。そうすれば自然と食べ過ぎて体脂肪率が増えていくということが少なくなっていくはずですよ。