内臓脂肪が増えることにより生まれる悪循環
これまでは主に痩せるための情報を載せてきました。今回は少し趣向を変えて、「体脂肪率が増えたらどうなるのか?」という点について少しだけ語っていきたいと思います。マイナス的なものなので、この話を聞いてよりダイエットに対する意識を高めていただければ幸いです。
さて、体脂肪には二種類あることはおそらくご存知かと思います。一つは皮下脂肪、もう一つは内臓脂肪です。前者はどちらかと言えば体の外側に蓄積されているものなので、体を動かす上での重りにしかなりません。しかし問題は後者の内臓脂肪です。これは読んで字のごとく体の内側に蓄積されているものです。
内部、しかも臓器周辺に蓄積されていくため、皮下脂肪と比べて体に色々な悪影響を及ぼしやすいです。それの一つが今回紹介する「取り込む酸素の量が減る」ということです。
体の中に脂肪が溜まっていくということは、本来そこに存在している各種臓器が圧迫されるということになります。当然酸素を取り込む肺も内臓脂肪に押されて縮んでいってしまいます。すると体に流れる酸素の量も減ります。すると代謝が痩せている時と比べてとても悪くなるのです。代謝が悪いということは太りやすくなるということ。つまり太れば太るほどさらに太りやすい体になる、という悪循環が生まれるのです。